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ガイドライン2010 心肺蘇生法

救急方法

状況の把握

傷病者を発見したら、傷病の原因を把握、また、事故の状況、原因、二次災害の危険性、周囲の状況などをよく観察する。

二次災害の回避

交通事故・災害現場など、二次災害の恐れがある場所では、傷病者と救護者の安全、および、充分な手当を行える場所を確保してから救護活動を行う。
傷病者に近づけないほど危険な状況の時は、ただちに救急隊(119番)に連絡する。

感染防御

救護者は、傷病者からのウィルス感染に注意する。
人工呼吸では、一方向弁付吹き込み用具を使うことが望ましい。用具がない場合は、人工呼吸を行わなくてもよい。
傷病者の血液や嘔吐物が触れないように、感染防止グローブやビニール袋を使う。救護者に創傷がある場合は、創傷を覆うなど、感染を防御する。
一般的に感染が心配されるウィルス、B型、C型肝炎、HIVは、唾液では感染しないとされているが、血液を介して感染する。小さなすり傷でも感染者の血液がつけば、感染する可能性があるので、充分に注意すること。

意識の確認

耳元で声をかける。だんだん声を大きくする。名前が分かれば名前を呼ぶ。
軽く肩をたたき、反応をみる。乳児・幼児の場合は足の裏を軽くたたく。

呼吸の確認

傷病者の呼吸を10秒以内に確認する。口元だけでなく、胸部と腹部の動きにも注意。呼吸が正常でない場合は「心停止」状態とし、心肺蘇生を始める。
あえぐような呼吸、しゃくりあげるような不規則な呼吸は「死戦期呼吸」と呼び、正常な呼吸ではなく、心肺蘇生が必要。

気道確保

心肺蘇生では、まず、窒息しないように、呼吸管理を行う。意識を失うと、筋肉が弛緩して舌根が沈下し、上気道をふさぎ(「舌根沈下」)、窒息してしまう。
換気路を確保する方法には、頭部後屈顎先挙上法(とうぶこうくつあごさききょじょうほう)がある。

頭部後屈顎先挙上法(とうぶこうくつあごさききょじょうほう)

どちらでも、片手を傷病者の額に置き、もう片方の手の人差指と中指であご先を軽く持ち上げる方法。あごの柔らかい部分を押さないように、頭部を後ろにそらせすぎないように注意する。

回復体位

傷病者が窒息しないように、舌根沈下や吐瀉物が肺に入るのを防ぐための体位。 傷病者の肩と腰を持ち、救護者側に横向きにする。上側の足の膝を曲げる。さらに、上側の腕を伸ばし、肘を曲げて手の甲をあごに乗せる。

人工呼吸

10秒以内に、2回息を吹き込む。一方向弁付吹き込み用具を傷病者の口にあてる。片方の手を傷病者の額に置き、その手で鼻をつまみ、約1秒間、息を吹き込む。傷病者の胸が軽く上がるのが目安。2回目は10秒以内に行う。
用具がない場合は、人工呼吸をせずに、胸骨圧迫を行う。

胸骨圧迫

胸の中央(胸骨の下半分)に手の掌を乗せ、もう片方の手も重ねる。手の付け根に力を込め、肘を伸ばして垂直に圧迫する。1分間に少なくとも100回、胸が5cm沈むように、連続して30回圧迫する。
小児の場合は片手で、乳児の場合は中指と薬指で、胸の厚みの約3分の1が沈むように圧迫する。
圧迫する時は、肋骨が折れるぐらいの力が必要。

国際ガイドライン

アメリカ心臓協会 (AHA) と国際蘇生連絡協議会 (ILCOR) が、心停止、脳卒中などの傷病者手当方法についてまとめたもの。
2010では、傷病者発見からできるだけ早く胸骨圧迫を始めること、乳児でもAEDを使えるなど、慣れない人でも救急活動をしやすいように改訂されたのが特徴。


AEDの詳しい使い方は、AEDハートスタートHS1の使い方 をご覧ください。

心肺蘇生法以外の応急手当については、日本赤十字社「とっさの手当・予防を学びたい」をご覧ください。

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