2020.04.25 業務実績
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン
【業務実績】
2010年第20回大会~2019年第29回大会
計10開催を担当
【事業概要】
富士五湖をコースとするウルトラマラソンで、最長118kmの部が設定されている。数あるウルトラマラソンの中でも歴史は深く、2020年で第30回大会を迎える。
【参加者数】
約4,000名(エントリー実績)
【主催者】
チャレンジウルトラランニングin富士五湖実行委員会
【事務局】
株式会社ランナーズ・ウェルネス
【開催日時】
4月21日(2019年開催実績)
【開催場所】
(会場)富士北麓公園
【ピースフルの業務範囲】
○救護体制構築に伴うコーディネート業務
・救護体制の設計提案
・器材・備品配備計画の提案
・救護マニュアル作成補助
○物品・資機材提供
各救護所、コース上救護スタッフのAED等の
物品提供・管理
○有資格者救護スタッフの派遣
救急救命士、看護師等の有資格者を救護スタッフとして派遣
○コーディネーター業務
・救護本部情報統括
・各救護所・コース上の人員、物品、情報の管理
・有事の通信・情報担当
・公的機関、他セクションスタッフとの連携
チャレンジ富士五湖ウルトラマラソン
フルマラソン42.195kmを超える距離を走るウルトラマラソン。富士五湖ウルトラマラソンは、他大会に比べても参加者数が毎年多く、大変人気の高い大会です。
本イベントの事務局であるランナーズ・ウェルネスさんは、年間7本ものウルトラマラソンを手掛けている業界のリーダー的存在であり、本イベントのほか弊社もいくつかのイベントに関わらせていただいています。
ウルトラマラソンは、フルマラソンと違いコースを交通規制により占有することが基本的にありません(一部規制のある大会有)。従って、コース上は一般車両や自転車なども多く通行する中で行われ、接触などの危険が伴います。
また、制限時間10時間以上の設定となっており、体力的にも限界に挑戦するランナーが多く、脱水・低血糖などの症状で救護要請となる場面も多くなり、救護体制の構築は必須です。
救護体制の特徴としては、コースが長く、また車両導線を活用できることから、オートバイによるモバイルAED隊を配備し、有事の際に傷病者のもとへ駆けつける体制をとっています。
また、コース上数か所には救護所を設け、途中転倒した方や、関門で途中リタイアとなったランナーの対応を行います。
ウルトラマラソンの特徴として、ランナーはタフな方が多く、多少のケガや体調不良ではあきらめずにゴールを目指す方が多いです。体もしっかり鍛えて準備されてくるので多くの場合問題ないのですが、時に緊急度の高い傷病が発生することもあり、その判断が救護スタッフには求められます。
機動力があり、現場での緊急度・重症度判断ができる救護スタッフ、メディカル・ファースト・レスポンダーMFRが力を発揮できるイベントの1つだと思います。